前半戦最終週の週間MVP 強打を発揮した2人の若手外野手が受賞

日本時間7月16日、2024年シーズン16週目(前半戦最終週)の週間MVPが発表され、ア・リーグはローレンス・バトラー(アスレチックス)、ナ・リーグはリース・ハインズ(レッズ)が選出された。ともにキャリア初受賞となり、アスレチックスからの選出はブレント・ルーカーに次いで今季2人目。一方、レッズからの選出はスペンサー・スティアーとジョナサン・インディアに次いで今季3人目となった。バトラーは24歳、ハインズは23歳。2人の若手外野手がともに強打を発揮し、初の週間MVPに輝いた。

バトラーは6試合に出場して打率.364(22打数8安打)、5本塁打、13打点、OPS1.482の好成績をマーク。日本時間7月10日のレッドソックス戦で今季5号、同13日のフィリーズ戦で今季6号を放つと、前半戦の最終戦となった同15日のフィリーズ戦では自身初の1試合3本塁打を達成する大暴れを見せた。マルチ本塁打はキャリア2度目であり、1試合6打点はキャリアハイを大幅に更新。なお、アスレチックスの選手が1試合3本塁打をマークするのは、日本時間4月10日のレンジャーズ戦で3本塁打を放ったシェイ・ランゲリアーズに続いて今季2人目となった。

ハインズは日本時間7月9日のロッキーズ戦でメジャーデビューし、7試合に出場して打率.423(26打数11安打)、5本塁打、11打点、OPS1.638をマークする大暴れ。デビュー2打席目で二塁打を放つと、第3打席では左中間へのメジャー初本塁打を記録し、デビュー戦本塁打は球団史上10人目、2022年のスティアー以来の快挙となった。また、デビュー翌日のロッキーズ戦では二塁打、三塁打、本塁打を1本ずつ放ち、1試合3長打の活躍。デビュー2試合で5本の長打を放つのは、少なくとも1901年以降のメジャーリーグにおいて史上初の快挙となっている。

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