ギーザー・バトラー「ザ・ビートルズは、英国人でも成功すると、僕らに希望を与えてくれた」

元ブラック・サバスのギーザー・バトラー(B)は、バンド・メイトのオジー・オズボーン同様、若いとき、ザ・ビートルズに大きな影響を受けたそうだ。英国人のバンドでも成功できると希望を貰ったという。

米ミシガンのロック・ラジオ局107.7 RKRのインタビューで、オジーと同じようにザ・ビートルズの影響を受けたかと問われたバトラーは、「彼らの影響はとてつもなく大きかった。当時、彼らみたいなバンドはいなかったから」と答えた。

「それまで、僕の兄たちはエルヴィス(・プレスリー)やエディ・コクラン、バディ・ホリーなんかに夢中だった。英国人ではいなかった。英国のロックンローラーたちは全て、アメリカのサウンドを出そうとしていた。アメリカのコピーだった。そして、成功しなかった。そしたら、ザ・ビートルズが出てきた。彼らは完全にオリジナルのサウンドだった。しかも、全員、リバプール出身だった。僕らが生まれたところから90マイル(約145キロ)しか離れていない。英国人のミュージシャンでも成功できるって、僕らに希望を与えてくれた。ザ・ビートルズが成功してすぐ、ザ・ローリング・ストーンズ、キンクス、ザ・フー、ハーマンズ・ハーミッツと続いた。ブリティッシュ・ポップ・ミュージックの爆発だ」

バトラーは、ザ・ビートルズが英国でデビューした1962年は13歳だった。彼は今週水曜日、7月17日に75歳の誕生日を迎える。

Ako Suzuki

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