MLBのホームランダービーが７月15日（日本時間16日）にテキサス州アーリントンのグローブライフフィールドで開催された。ロサンゼルス・ドジャースのテオスカー・ヘルナンデス外野手が初優勝を飾った。同僚の大谷翔平もサポート役として、ヘルナンデスにアドバイスを送った。
ヘルナンデスは１回戦で19本のアーチを放ち、４位で準決勝進出。２回戦ではフィラデルフィア・フィリーズのボームと対戦し、これも延長戦の末に１本差で競り勝ち、決勝に進出した。
決勝の相手はカンザスシティ・ロイヤルズのボビー・ウィットJr.で、先行のヘルナンデスは14本を放つと、後攻のウィットJr.は終盤に猛追したものの、13本にとどまった。
１回戦ではヘルナンデスに対し、休憩中に昨季王者のブラジミール・ゲレーロJr.（トロント・ブルージェイズ）やフアン・ソト（ニューヨーク・ヤンキース）、同僚のタイラー・グラスノーのほか、大谷も駆け寄って励ますなど”サポート役”に。勝利後には中継したNHKのインタビューで「センターから左中間方向に向かって打て」とアドバイスされたことを明かした。
構成●THE DIGEST編集部
