「墨雨雲間」で人気再燃のウー・ジンイエン、最新作「春花厭」も復讐ドラマ

時代劇ドラマ「墨雨雲間」で人気が再燃した女優ウー・ジンイエン(呉謹言)が、最新作のドラマ「春花厭」で連続ヒットを打ち立てられるかどうか、配信開始後の反応も注目されている。

ブレーク作となった2018年の時代劇ドラマ「瓔珞<エイラク>~紫禁城に燃ゆる逆襲の王妃~」で知られるウー・ジンイエンは、6月に配信された「墨雨雲間」で再び復讐に燃えるヒロインを演じ、数年ぶりのヒットを実現。「墨雨雲間」は最終話の配信を終えてからも人気をキープしており、中国のエンタメデータ「Vlinkage」の最新データによると、ネット配信ドラマのヒット指数ランキングでは、7月に配信をスタートした作品に負けず4位をキープしている。

注目を浴びるウー・ジンイエンの最新作は、俳優リウ・シュエイー(劉学義)と共演した時代劇ドラマ「春花厭」で、4月にクランクアップ。中国のSNS・微博(ウェイボー)のドラマ公式アカウントでは6月以降、主要キャラのポスタービジュアルや予告クリップが次々と公開され、配信開始に向けて期待が集まっている。

「春花厭」でウー・ジンイエンが演じるのは、戦火で家族を失い、その元凶となった大炎国の皇子「慕容璟和」への復讐を誓う女刺客「眉林」役。三国が覇権を争う時代、「慕容璟和」が率いる大炎軍は西燕国の大軍を破ったものの、凱旋の途中で何者かの裏切りに遭い、全滅して10万の民衆が犠牲になる。全滅を招いたと罵声を浴びることとなった「慕容璟和」は、放蕩を隠れみのに真相を探るため秘密組織を結成。その死士の1人となった「眉林」との関わりを描くストーリーと紹介されている。

最新作でも復讐劇を演じることについて、ウェイボーでは「ウー・ジンイエンには強い意志を持ったヒロインが似合う」「あらすじを知っただけで期待がふくらむ」などと、配信を待つ人々の声が集まっている。(Mathilda)

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