世紀のエンターテイナー、ルイ・アームストロングのイギリス・BBCでのライヴ・パフォーマンスを収録した『この素晴らしき世界～ルイ・イン・ロンドン・ライヴ・アット・ザ・BBC』がリリース。あわせて、「マック・ザ・ナイフ」のパフォーマンス映像が公開されている。
＜YouTube:Louis Armstrong - Mack The Knife (Live At The BBC)＞
1968年の夏、当時全英チャートを席巻していたビートルズを「この素晴らしき世界」で破り1位を獲得したルイ・アームストロング。その数週間後の同年7月2日にライヴ録音された今作には、彼が初めて公の場で演奏したW.C.ハンディ作「オール・ミス」、チャートを席巻した「この素晴らしき世界」、「マック・ザ・ナイフ」「ハロー・ドーリー！」といった名曲の数々が収録されている。
収録から2カ月後の1968年9月22日、BBC「Show Of The Week - Louis Armstrong」で初放送されたこのセッションが、ルイ・アームストロングにとって生前最後の名演となった。ルイはこの録音のコピーを受け取った瞬間から、この音楽を世界中の人に聴いてもらいたいと、テープ・ボックスの外側に「FOR THE FANS」と書いたメモを貼り付け、コピー・テープを友人たちに送り、来客があるたびに再生していた。彼の死から50年以上が経った今、ようやく世界中のファンへと共有されることとなる。
■リリース情報
ルイ・アームストロング
『この素晴らしき世界～ルイ・イン・ロンドン・ライヴ・アット・ザ・BBC』
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