独特の苦み成分が体をサポート!【ゴーヤ】の簡単&おいしいおかず2選

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独特の苦みが特徴の「ゴーヤ」。夏バテ予防に欠かせないビタミンCが豊富に含まれるため、積極的に食べたい食材です。そんなゴーヤを使った主菜と副菜を、料理研究家・管理栄養士の岩﨑啓子さんに教えていただきました。副菜の酢漬けは、家庭菜園でたくさん収穫できたときなどに、参考にしてください。

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【ゴーヤ】ここがすごい!

ビタミンCが豊富で、含有量はレモンの約3倍。
苦みのもとになる成分には、生活習慣病を防ぐ働きがあるといわれます。
苦みが苦手な場合は、種とわたをしっかり取ってから調理を。

ゴーヤの主菜【ゴーヤと豆腐、豚肉の香味炒め】

ゴーヤの苦みがやわらぐピリ辛味。ゴーヤの代わりにきゅうりを使っても。
1人分224kcal

材料(2人分)

豚薄切り肉 …… 100g
塩、こしょう …… 各少々
片栗粉 …… 小さじ1
木綿豆腐 …… ½丁(150g)
ゴーヤ …… ½本
にんにく、しょうが …… 各½かけ
長ねぎ …… ¼本
ごま油 …… 大さじ1
豆板醤 …… 小さじ¼
【A】
オイスターソース …… 小さじ1
しょうゆ …… 小さじ2
酒 …… 大さじ1
水 …… 大さじ2
片栗粉 …… 小さじ⅓

作り方

❶豚肉は一口大に切り、塩、こしょう、片栗粉をまぶしてなじませる。豆腐は水けをきり、ゴーヤは種とわたを取って半月切りにする。にんにく、しょうが、ねぎはみじん切りにする。
❷フライパンにごま油を中火で熱して豚肉を炒め、にんにく、しょうが、ねぎ、豆板醤を加えて香りが出たら、ゴーヤ、一口大にくずした豆腐を加えてさらに炒め、【A】を加えて炒め合わせる。

ゴーヤの副菜【ゴーヤのさっぱり梅酢漬け】

箸休めにしても、魚介の刺し身と和えてサラダ風にしてもおいしい!
全量で90kcal

材料(500㎖容器約1個分)

ゴーヤ …… 1本
塩 …… 小さじ⅓
梅干し …… 2個
【A】
酢 …… 大さじ2
砂糖 …… 大さじ1½

作り方

❶ゴーヤは種とわたを取って厚めの半月切りにする。塩を振って10分くらいおき、水けをきる。梅干しは種を取り、果肉を細かくちぎっておく(種は捨てない)。
❷混ぜ合わせた【A】に①を加え(種も入れる)、全体を混ぜて漬ける。

※冷蔵で5〜6日保存可能。

※この記事は「ゆうゆう」2020年8月号(主婦の友社)の内容をWEB掲載のため再編集しています。

※2023年8月7日に配信した記事を再編集しています。


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監修者
料理研究家、管理栄養士 岩﨑啓子

いわさき・けいこ●アシスタントや保健所での栄養指導などを経て、料理研究家として独立。簡単に作れておいしく、体にやさしい家庭料理を提案している。『シニア暮らしにちょうどいい2人分献立』(ワン・パブリッシング)など、著書、監修書多数。

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