はれてしまうと痛くて大変!難読漢字「踝」はなんて読む?

日常生活で使う機会はほとんどないけれども、知っているとちょっと自慢できる難読漢字。漢検準一級を有するサンキュ!STYLEライターのdanngoさんがチョイスした、難読漢字をご紹介します。

知っていると自慢できる!?難読漢字クイズ

サンキュ!STYLEライターのdanngoです。漢検準一級を持つ私、テレビの難読漢字クイズではいつも夫に答えを教えています。

「あしへん」に「果実」の「果」と書いて「踝」。「裸」という字と少し似ていて見まちがえやすいですが、よく見ると違うのがわかりますね。

「果」の字から推理するのはむずかしいので、「あしへん」のほうから考えてみましょう。

足に関する言葉をいろいろ思い浮べてみると、もしかしたら当たるかもしれません。

さて、なんと読むかわかりましたか?

正解を知りたいかたは、もう少しスクロールしてみてくださいね。















正解は……

正解は「くるぶし」でした!

くるぶしは、足首の両側にある骨の突起のことをさします。内側より外側のもののほうがやや大きくて目立つことが多いですね。

「あしへん」の右側にある「果」の字は、漢字の一部になる場合、「まるい」という意味を持つことがあります。「足のあたりに突き出たまるい部分」をあらわしていると考えられますね。

ふだんあまり目がいく部分ではありませんが、足首のあたりまでしかなくすねの部分をおおわない「くるぶしソックス」は暑い季節に大活躍します。

足首を捻挫してしまうと、大きくはれてしまいやすい部分でもあります。はれている間は、靴下やブーツがはきにくくなってしまったり触るたびに痛くなったりしてたいへんですよね。

「くるぶし」の語源ははっきりとわかっていません。「つぶぶし」「くろぶし」「つぶなぎ」など、別の呼びかたも多くあります。

余談ですが、私自身はくるぶしの骨のでっぱりが目立つほうで、サンダルで出歩くと壁などにこすってすり傷をつくりやすいのが悩みです。夏でもできるだけスニーカーをはくようにしています。

というわけで、難読漢字クイズでした。いかがでしたか?ぜひご家族やお友達に「知ってる?」と聞いて自慢してみてくださいね。

◆この記事を書いたのは・・・danngo
国語科教員免許と漢検準一級を持つ、アラフォーの専業主婦。二児の母で、子育て関連の記事を書くのが得意です。本を読むのが大好きですが、一度読み始めると家事がおろそかになってしまうのが悩み。子どもの遊び相手をすると本気になりすぎて怒られ、家事は手抜きになる一方です。甘いもの、日本の古いものをこよなく愛しています。

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