日本代表GK鈴木彩艶、ブッフォン氏輩出のパルマに加入! 鈴木「貢献できるよう常に全力で」

写真:鈴木は日本人GKとして初めてセリエAに挑戦する ©Getty Images

パルマが現地時間7月15日、シント=トロイデンから日本代表GK鈴木彩艶を獲得したと発表した。契約期間は2029年6月までの5年契約となる。

現在21歳の鈴木は浦和レッズの下部組織出身だ。2023年8月に浦和レッズからシント=トロイデンへとローン移籍し、2024年2月に完全移籍した。移籍後は公式戦32試合に出場し、チームの正GKとして活躍した。

これまで、鈴木に対してマンチェスター・ユナイテッドやジェノアが関心を持っているとされてきた。最終的に鈴木は、かつて元イタリア代表GKジャンルイジ・ブッフォン氏、元日本代表MF中田英寿氏などがプレーしたパルマを選んだ。なお、鈴木は日本人GKとして初めてセリエAでプレーする選手となる。

鈴木はクラブ公式サイトを通じて、パルマに加入した喜びをこうコメントした。

「パルマの一員になれてうれしく思っています。パルマには長い歴史があり、世界中にファンがいるクラブです。新シーズンからは、僕たちはセリエAで戦います。僕はチームの成功に貢献できるように、常に全力でプレーしていきます」

また、パルマのスポーツディレクター(SD)を務めるマウロ・ペデルツォーリ氏は「我々は長い間、力強く鈴木を追い求めてきた」と、獲得までの経緯を振り返った。

「彼はいつも引く手あまただったが、最終的には彼の希望と我々の希望が上回り、永続的な実りある関係を築くことで合意した。彼は日本とベルギーで多くの経験を積んだ。GKとして若い、もっとも才能ある選手の1人だと考えれば、我々の喜びもひとしおだ」

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