メタリカの『ブラック・アルバム』、Billboard 200に750週間チャート・イン

メタリカが1991年8月にリリースしたセルフ・タイトルの通算5枚目のスタジオ・アルバム、通称『Black Album』が今週、全米アルバム・チャート(Billboard 200)の178位につけ、750週目のチャート・インを果たした。

750週間は、ピンク・フロイドの『The Dark Side Of The Moon』(1973年)の990週間、ボブ・マーリー&ザ・ウェイラーズのコンピレーション・アルバム『Legend』(1984年)の843週間、ジャーニーのベスト盤『Journey’s Greatest Hits』(1988年)の813週間に次ぐ歴代4位。スタジオ・アルバムでは『The Dark Side Of The Moon』に次ぐ2位で、ハード・ロック/ヘヴィ・メタルのスタジオ・アルバムおよび90年代に発表された作品では最長となる。

『Black Album』は1981年、初登場1位に輝き、4週連続で首位をキープ。2019年終わりに550週目のチャート・インを遂げていた。

バンドにとって初の全米NO.1アルバムで、彼らはこれ以降、『Hardwired... to Self-Destruct』(2016年)まで6枚のスタジオ・アルバムが連続で1位を獲得した。『Black Album』の次に長くチャート・インしているのは、『Master Of Puppets』(1986年)で148週間。『...And Justice for All』(1988年)の123週間と続く。

Ako Suzuki

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