人間のいない島 命令を待ち続けたロボット 動物たちと生きる 「野生の島のロズ」公開決定

ドリームワークス・アニメーション最新作「野生の島のロズ」が、2025年2月7日より劇場公開されることが決まった。

「野生の島のロズ」は、野生の島で起動した最新型アシスト・ロボの「ロズ」に、ひょんなことから愛情が生まれ、動物たちとともに生き、島の危機を乗り越えていく物語。原作は、アメリカの作家ピーター・ブラウンによる童話「野生のロボット」シリーズで、2016年に出版された「野生のロボット」は、ニューヨーク・タイムズのベストセラーリストで1位を獲得し、チルドレンズ・チョイス・アワードの年間最優秀イラストレーター賞や、ニューヨーク・タイムズ最優秀絵本賞などを含む、数多くの文学賞を受賞した。

監督・脚本は、「リロ&スティッチ」の監督を務め、「ヒックとドラゴン」などを手掛けてきたクリス・サンダース。声優キャストには、ロボットのロズ役をルピタ・ニョンゴが務めるのをはじめ、ペドロ・パスカル、キャサリン・オハラ、ビル・ナイ、キット・コナー、ステファニー・シュウらが顔をそろえる。

特報映像の舞台は、緑が一面に生い茂る野生の島。指示を与えてくれるはずの人間のいない場所で、偶然起動してしまった最新型アシスト・ロボのロズは、「ご用件をどうぞ」と語りながら島の中を進んでいく。しかし森の動物たちは警戒して近づいてこない。そんな中、ロズは雁の赤ちゃんの誕生の瞬間に立ち会う。映像の最後には、ロズを「ママ」と呼んで額をタッチする雁の愛らしい姿に、思わず赤い光をロズは放つという、ロボットでありながら感情が生まれる瞬間が描かれている。

特報映像の中で描かれる島や森は絵画のように美しい。その描写についてクリス・サンダース監督は、「古くは『バンビ』のタイラス・ウォンの絵や、『となりのトトロ』を始めとした宮崎駿監督作品に登場する森に至るまで、様々なものを参考にしました」と明かしている。

【作品情報】
野生の島のロズ
2025年2月7日(金)全国ロードショー
配給:東宝東和、ギャガ
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