全米アルバム・チャート、テイラー・スウィフトが自己最長の12週間連続1位

今週の全米アルバム・チャート(Billboard 200)は、テイラー・スウィフトの『The Tortured Poets Department』が12週連続となる1位に輝いた。『Fearless』(2008年)と『1989』(2014年)の11週間(どちらも非連続)を上回り、自己最長をマークした。

また、リリース後初登場で1位を獲得した後、12週間連続で首位をキープするのは、ホイットニー・ヒューストンの『Whitney』(1987年 連続11週間)を破り、女性アーティストによるアルバムでは最長となった。男性アーティストでは、スティーヴィー・ワンダーの『Songs In The Key Of Life』が13週間(1976~1977年)とモーガン・ウォレンの『One Thing At A Time』が12週間(2023~2024年)、初週から連続で1位を獲得している。

2位には、カントリー・シンガー、ザック・ブライアンの最新作、通算5枚目のスタジオ・アルバム『The Great American Bar Scene』が先週の17位から大きく浮上。ブライアンは前作『Zach Bryan』(2023年)も12位から2ランク再浮上し、10位に再エントリーした。

3位は、モーガン・ウォレンの『One Thing At A Time』が先週の2位から1ランク・ダウン。彼は、2021年にリリースした前作『Dangerous: The Double Album』も6位につけ、今週は、ザック・ブライアンとモーガン・ウォレンがそれぞれ2作、トップ10入りしている。

Ako Suzuki

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