「夫の加齢臭が気になる…傷つけずに伝える方法は?」夫婦の“あるある”お悩み相談にお姉さまが的確アドバイス

叶姉妹がパーソナリティを務めるトーク番組、「Spotifyオリジナル 叶姉妹のファビュラスワールド」。
7月2日に配信されたエピソードの中では、リスナーから寄せられた《夫の加齢臭、傷つけずに伝える方法は?》というお悩みを紹介し、恭子さんと美香さんが回答した。

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

お便りの内容は、以下の通り。
《私の悩みなのですが、夫の加齢臭です。特に口のニオイが気になります》
《夫のことは大好きで、結婚して10年、仲もとても良いです。ですがこの数年、30代も半ばを過ぎてから夫の加齢臭が気になるようになってきました》
《年齢がいけばある程度仕方のないことだとは思いますが、周りの方を不快にさせるのも不本意なので、なんとか対策をしてあげたいし、本人にも対策をしてもらいたいものです》
《ですが、夫婦とはいえニオイがキツいことを伝えるのは傷つけてしまいそうで気を遣ってしまいます。「少し体臭がいつもよりキツくなったようだけど、体調を悪くしたりしていないか心配」とやんわり伝えてみたり、「私が使うから、一緒に使おう」とマウスウォッシュを購入してみたりしますが、なかなか本人の自覚が芽生えません》
《夫は責任の多い仕事を担っており、プレッシャーやストレスが年々かかってきているのでそういうことからも加齢臭がキツくなってきてしまっているのかなとも思います》
《頑張り屋で優しい大好きな夫なので、なんとか傷つけずに解決したいのですが方法が思いつきません》
《傷つけずに伝える方法やニオイを減らす方法、叶姉妹様ならどうするか教えていただければと思います》

これについて恭子さんは、意外な角度から疑問を投げかけた。
恭子さん「でもね、私これを聞いていて素朴な疑問なんですが、この相談者さんは大丈夫なんですか? ご主人のことは加齢臭でちょっとイヤなのっていうふうなことだと思うんですが、加齢臭って書いてますけれどご本人はどうやって自分はそうではないというふうに確信を得ていらっしゃるのかなって」
「ご主人のことを『こうだから』って言ってらっしゃるとしても、私は大丈夫なんですがっていうふうな確信っていうのはあるのでしょうか?」
恭子さんは加齢臭の原因について、食べ物や水分量なども関係しているのではないかとコメントし、「一言に加齢臭とくくってしまうのは違うのでは」と懐疑的な意見を示した。
恭子さん「これはマウスウォッシュのみならず、例えば食べ物ですとか、水分量ですとか、いろいろな要素があると思うんですね。あと、仕事によってかかるストレスですとか。一言に加齢臭というふうにくくってしまうのはちょっと違うんではないかなと思いますよね」

叶姉妹 / Via Instagram: @kano_sisters007

恭子さんは、加齢臭の対処法について考えるべきポイントの見解を述べ、続けて「お互いに話し合うのもいいきっかけになるのでは」と提案した。
「食べ物と水分量と、胃酸の出方の時間帯とか、そういうふうなことも真剣に考えていくのであれば、考えるべきポイントではなかろうかなと思いますね。それともう1つはご自身のこと」
「ご主人に『私、大丈夫?』って聞いてみて、それでお互いに話し合うのも1つのコミュニケーション。『実はね、私はあなたの口臭がとても気になるけれど、あなたにとって私は大丈夫かしら?』っていうお話も、とてもいいきっかけになるんではないかなと私は思いますよ」
「そしたらご主人が『実は僕はね、前からそう思ってたんだけど、それはあまりにも、それを言うのはどうかと思ってね』ってお互いにそうなってくるケースもありますよね」
加齢臭は性別関係なく、気をつけていたところで起こってしまう問題なのでは、恭子さんは語る。
恭子さん「それは本当に笑い事ではなくて、ここの家庭のみならず他のところでもあったりとか、この女性は口のニオイという話だと思いますが、もう皮膚のすべてのところに関して、ニオイというかそういうふうなものが特に夏場は出やすい。だからそういうふうなことは、とても気をつけていたところでありがちではないですか?」
美香さん「お互いにお話してみるのも1つのきっかけかもしれないですよね」
恭子さん「そうですね。それによってすごい悪い状況になったとしても、それはそれで仕方ない……と言っては申し訳ないですが」
最後に美香さんは以下のように感想を述べ、回答を締めくくった。
「ただ、お互いが認識できる、そういうことですからね。ご夫婦ですし。私はそうやってお話してみるのも、ダイレクトではなかったとしてもお互いに『私はちょっと気になるんだけど、私は大丈夫?』っていうのは、なるほどそれもあるかもしれないと思ったので、とてもタメになりました」

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