チェルシー、バイエルンらが関心のレンヌMFドゥエ争奪戦に参入?

デジレ・ドゥエ 写真:Getty Images

チェルシー(イングランド1部)が、レンヌ(フランス1部)に所属するU-23フランス代表MFデジレ・ドゥエ(19)の獲得に興味を持っているようだ。

レンヌ下部組織出身のドゥエは2021年2月にトップチーム昇格。卓越したボールコントールを生かしたドリブル突破やフィジカルの強さを併せ持ったアタッカーで、昨季は左ウイングを主戦場にリーグ・アン31試合で4ゴール5アシストを記録した。

イギリス『サン』によれば、アスレティック・ビルバオ(スペイン1部)でプレーするスペイン代表FWニコ・ウィリアムズの獲得に興味を示すなど、攻撃強化を画策しているチェルシーは、新シーズンから指揮を執るエンツォ・マレスカ新監督にとって理想的な補強としてドゥエをリストアップしているという。

ただ、フランス人アタッカーにはバイエルン・ミュンヘン(ドイツ1部)やパリ・サンジェルマン(PSG /フランス1部)、トッテナム・ホットスパー(イングランド1部)も目を光らせているとのこと。バイエルンに関してはすでに移籍金3000万ポンド(約61億4000万円)のオファーを提示したが、レンヌに拒否されていたようだ。

また、レンヌは今夏に開催されるパリ・オリンピックの一員にも選出されているドゥエに対して移籍金5200万ポンド(約106億5000万円)を求めているようだ。近年の移籍市場で大枚を叩いているチェルシーだが、複数クラブが争奪戦を展開するフランス人アタッカーの獲得に漕ぎ着けることはできるのだろうか。

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