ストライカー獲得を目指すミラン、EURO制覇のモラタ加入が間近に メディカルチェックは16日予定か

写真:ミラン加入が迫っているモラタ©Getty Images

ミランは、アトレティコ・マドリードに所属するスペイン代表FWアルバロ・モラタの獲得に近づいているようだ。イタリア各メディアが報じている。

今夏開催されたUEFA EURO 2024(ユーロ2024)はスペイン代表の優勝で幕を閉じた。そのスペイン代表でキャプテンを務めたモラタは、優勝セレモニー後、イタリアメディア『Rai Sport』から今夏去就に関して問われ「まずはこのタイトルと家族との休暇を楽しみたい。その後、(セリエAでプレーするか)わかるだろう」とコメントを残した。

今夏ミランは、オリヴィエ・ジルーの抜けたを穴を埋めるため、FWの獲得が噂されている。指揮官に就任したパウロ・フォンセカ監督もストライカーの必要性について語っており、「(FWの獲得に)一丸となって取り組んでいる」と新FWの獲得を示唆していた。

そして現在ミランは、モラタの獲得が間近に迫っているようだ。イタリア『Gazzetta dello Sport』は、ミランがアトレティコ・マドリードが設定したモラタの契約解除金の1300万ユーロ(約22億円)を支払い、年俸550万ユーロ(約9億4000万円)の4年契約を締結する見込みだと伝えている。

また現地時間14日に行われたユーロ2024決勝戦の舞台に、テクニカルディレクターを務めるジェフリー・モンカダ氏と、アドバイザーのズラタン・イブラヒモビッチ氏がいたことも伝えられており、モラタのミラン加入が現実味を帯びている。

さらにメディカルチェックの予定も報道されている。同15日(月)にモラタは、本国でユーロ優勝を祝った後、16日(火)にマドリードでメディカルチェックを行う予定だという。

ミランはモラタの他にも補強に動いてると報じられている。モナコのフランス代表MFユスフ・フォファナとは個人合意に達しており、クラブ間交渉に臨んでいるようだ。また、ザルツブルクに所属するセルビア代表CBのストラヒニャ・パヴロヴィッチの獲得も目指しているという。

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