マンチェスター・U、ボローニャからFWザークツィー獲得を発表「象徴的なクラブに加われることは光栄」今夏の補強第一号に

写真:マンチェスター・Uはザークツィーの獲得を発表した©Getty Images

マンチェスター・ユナイテッドは現地時間14日、ボローニャに所属するオランダ代表FWジョシュア・ザークツィーを完全移籍で獲得したことを発表した。クラブ公式サイトが伝えている。

マンチェスター・Uとザークツィーは、2029年6月までの5年契約を締結。さらに1年の延長オプションも付帯しているようだ。またイギリス『Sky Sports』によると、マンチェスター・Uはボローニャに対して4250万ユーロ(約73億円)の移籍金を支払うという。ザークツィーの契約解除金は4000万ユーロ(約68億円)に設定されていたが、250万ユーロ(約4億3000万円)多く支払うことで、ボローニャは3年間の分割払いに同意したと伝えられている。

ザークツィーは、今夏の移籍市場でセリエAのミランと個人合意に達しており、移籍が濃厚と報道されていた。しかし、ザークツィーの代理人が高額な手数料を要求したことで交渉が難航。そんな中、マンチェスター・Uは手数料の支払いを了承したことで同クラブへの移籍が決まった。

ザークツィーはマンチェスター・U加入に際し、クラブ公式サイトを通じて次のように語った。

「(エリック・テン・ハフ)監督やクラブ首脳陣と話し合った結果、このクラブでの将来が楽しみになったし、マンチェスター・Uで成功を収めるために自分の役割を果たしたいと思っている」

「僕は常に勝利のためにすべてを捧げてきた。もう一段高いレベルで、より多くのタイトルを獲得できるように準備はできている。このような象徴的なクラブに加われることは光栄だし、チームに合流後はすぐにインパクトを与えたいと思う」

また今夏ニューカッスルからスポーツディレクター(SD)として招へいしたダン・アシュワース氏の補強第一号となったザークツィー。アシュワースSDは「FWの確保は、この夏の重要目標でした。移籍市場の早い段階で、ジョシュアのような優秀な選手と契約できたことをうれしく思います」と喜びのコメントを残した。

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