新CB獲得目指すレアル、ウニオンDFレイテをモニタリング?ヨロ獲得が難航

ディオゴ・レイテ 写真:Getty Images

レアル・マドリードがウニオン・ベルリン(ドイツ1部)に所属するポルトガル代表DFディオゴ・レイテ(25)に興味を持っているようだ。

ワン・クラブ・マンを貫いていたスペイン代表DFナチョ・フェルナンデスが契約満了に伴い退団したマドリード。加えて、昨季中盤にじん帯断裂の大怪我を負ったオーストリア代表DFダビド・アラバの復帰時期は未定となっていることから、今夏にセンターバックの補強に乗り出している。

その候補として、リールでプレーするU-21フランス代表DFレニー・ヨロの獲得を標榜。選手本人はマドリードへの移籍を望んでいるとされているが、新体制に移行して守備強化を画策しているマンチェスター・ユナイテッド(イングランド1部)が、移籍金5000万ユーロ(約86億1000万円)以上の移籍金でリールとクラブ間合意に至ったとされている。

スペイン『ムンド・デポルティーボ』によれば、マドリードはヨロの獲得に失敗した場合の代替案として、長期間にわたってモニタリングしているというレイテの獲得を検討している模様。ミラン(イタリア1部)やバイエル・レバークーゼン(ドイツ1部)からの注目も浴びているポルトガル代表DFに関してウニオンは移籍金1800万ユーロ(約31億円)を求めているようだ。

母国の名門であるポルトでプロキャリアをスタートさせたレイテは、ブラがでのレンタルを経験して2022年夏にレンタルでウニオンへ加入。昨季から完全移籍に移行すると、高いボール奪取応力を武器に公式戦40試合に出場していた。

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