初回の猛攻でカージナルスがダブルヘッダー初戦に大勝 鈴木13号

【カブス3ー11カージナルス】@ブッシュ・スタジアム

日本時間7月14日、カブスとカージナルスによるダブルヘッダーの第1試合はカージナルスの大勝に終わった。カージナルスは初回に5安打を集め、相手のエラーもあって9点を一挙に先制。試合の流れを決定づけると、先発ランス・リンが6回2失点と試合を作り、危なげなく大量リードを守り切った。好投のリンに5勝目(4敗)が付き、11失点を許したカブス先発ヘイデン・ウェスネスキーに6敗目(3勝)が付いた。カブスは初回、鈴木誠也の13号ソロで先制したが、その流れを活かせず大敗した。第2試合はこの後9時15分からプレーボール予定。

カージナルスによる鮮やかな初回の猛攻が試合を決定づけた。先頭のメイソン・ウィンから3連打が飛び出し、まず同点に追いつくと、カブスは2連続で併殺に取れる当たりの処理をミス。無死満塁のチャンスを作ると、再び投手のウェスネスキーがピッチャーゴロを処理できず、カージナルスは2対1と逆転。さらに押し出し死球と1番ウィンのタイムリーでリードは6対1に。そして、2番アレック・バーレソンがレフトスタンドにダメ押しの16号3ランを放って、この回9点目が加わった。

さらにカージナルスは2回にもペドロ・パヘスのタイムリー、4回にはノーラン・ゴーマンのタイムリー二塁打で2点を追加。カブスは初回の鈴木のソロ本塁打、4回の犠牲フライ、9回のパトリック・ウィズダムのソロ本塁打で3点を返したが、焼け石に水だった。カージナルスが初回に9点以上得点したのは、2005年5月9日のパドレス戦以来のこと。大量リードを受けた先発リンは、カブスに対して3940日ぶりの勝利を挙げた。

カブスの鈴木は「3番・右翼」でスタメン出場し、4打数1安打1本塁打の成績。今季成績を打率.264、OPS.811としている。カージナルスのラーズ・ヌートバーは「4番・右翼」でスタメン出場し、5打数無安打。今季成績は打率.235、OPS.733となった。

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