イングランド代表DFのカイル・ウォーカーは、UEFA EURO 2024（ユーロ2024）の決勝戦で相対するスペイン代表WGニコ・ウィリアムズを警戒しているようだ。
イングランド代表はユーロ2024を勝ち進み、決勝戦でスペイン代表との一戦に臨む。今大会のスペイン代表は両WGのアトレティック・クルブのニコ・ウィリアムズと、バルセロナのラミン・ヤマルが違いを生みだしており、スペイン代表の攻撃と軸となっている。
マンチェスター・シティに所属するウォーカーは、これまでのキャリアで名だたるWGと対戦しており、多くの選手から最も厄介なDFとしての評価を受けてきた。そんなウォーカーは、ユーロ2024決勝戦でマッチアップが予想されるニコ・ウィリアムズの持つスピードに言及。イギリス『talkSports』のインタビューに応じ、以下のように語っている。
「先日、彼が走るのを見たが、こんなに速い選手を見たことはない。私は他の選手と同じように彼に敬意を払う必要があるし、できれば彼も私に対して敬意を持ってくれたらと思う。特にユーロ2024決勝という舞台は、いいテストの場になると思う。スタメンは発表されていないが、もし選ばれたら全力を尽くすつもりだ」
またウォーカーは、マンチェスター・Cでチームメイトのロドリに対して「彼は素晴らしい選手で、自分のペースで試合をコントロールすることができ、試合を主導する存在」と称賛しつつも、クラブでチームメイトだからこそ知るロドリの弱点をイングランド代表内で共有しているようだ。
「私たちは彼（ロドリ）のビデオを見てきた。私は何よりも彼のこと知っているし、誰のプレーにも弱点はある。完璧な選手などいないのだ。できる限り弱点を突き、確実に得点を決められるように、危険なエリアに選手を飛び込ませる必要がある」
ユーロ2024決勝戦、スペイン代表 vs イングランド代表の一戦は、日本時間15日4時キックオフを予定している。
