チェルシー（イングランド1部）に在籍するスペイン代表GKケパ・アリサバラガ（29）が、今季もレアル・マドリード（スペイン1部）でプレーする可能性があるようだ。
アスレティック・ビルバオ下部組織出身のケパは2018年夏にGK市場最高額の移籍金でチェルシーに加わると、昨季は単年レンタルでマドリードに加入。当初はレギュラーとしてプレーしていたものの、負傷離脱をきっかけに出場機会を減らして最終的に公式戦20試合の出場にとどまった。
スペイン『マルカ』によれば、マドリードは昨季長期離脱していたベルギー代表GKティボ・クルトワの穴を埋めたウクライナ代表GKアンドリー・ルニンの去就が不透明になっているという。スタメン出場を望んでいるルニンが退団した場合、ベストな解決策としてケパを考えているようだ。
実際、ケパはマドリードのレジェンドでもある元フランス代表FWカリム・ベンゼマが在籍するアル・イティハド（サウジアラビア1部）からのオファーを拒否しており、何が起きるのかを待っている状況だという。同選手と来夏まで契約を結んでいるチェルシーは年俸800万ユーロ（約13億7000万円）を受け取っていることから放出に前向きなようだ。
また、スペイン代表GKはマドリードでプレーするためなら、高額な年俸を引き下げても構わないと考えているとのこと。同選手はクラブ内で高く評価されており、愛されていることから、全選手からの承認も得ているようだ。
