ボクシング井岡、判定で敗れる Sフライ級2団体統一戦

3回、フェルナンド・マルティネス(右)に攻められる井岡一翔=両国国技館

 ボクシングの世界スーパーフライ級2団体王座統一戦が7日、東京・両国国技館で行われ、世界ボクシング協会(WBA)王者の井岡一翔(志成)が、国際ボクシング連盟(IBF)王者のフェルナンド・マルティネス(アルゼンチン)に0―3の判定で敗れ、王座を失った。

 35歳の井岡は日本選手歴代1位の世界戦22勝でスーパーバンタム級4団体統一王者の井上尚弥(大橋)と並んでいたが単独トップに立てなかった。戦績は31勝(16KO)3敗1分け。32歳のマルティネスは17戦全勝(9KO)。

4回、フェルナンド・マルティネス(右)のパンチを受ける井岡一翔=両国国技館
判定負けし、関係者と握手する井岡一翔=両国国技館

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