「本当に出会えて良かった」通勤途中、側溝に落ちて鳴く子猫を保護→美しい三毛猫へと成長した姿が尊い

「おうちに来てすぐ。明日で保護してちょうど1年になります」

そんなコメントとともに投稿された動画には、キャリーケースの中で鳴き叫ぶ子猫が映っています。

引用元:https://x.com/vvviopw

撮影したのは、X(旧Twitter)ユーザー@vvviopwさん。動画に登場するのは、愛猫「すず」ちゃん(保護当時、生後推定1カ月半)です。

すずちゃんと飼い主さんは、ある日、飼い主さんが会社へ向かう途中、偶然に出会いました。

飼い主さん:
「通勤時、歩いていると、どこからともなく、子猫の鳴き声が……。周囲を見渡しても、姿が見当たりません。鳴き声を頼りに探すと、側溝の中でびしょ濡れになった子猫がいるのを見つけました」

すずちゃんを保護し、おうちに連れて帰った飼い主さん。小さな子猫との暮らしは、一筋縄ではいかないほど大変だったようです。

飼い主さん:
「すずは、食やトイレのこだわりが強いです。1才になる前くらいから、なぜかソファをトイレと認識し、粗相をするようになりました。新しいトイレや砂をいろいろと試しましたが、なかなか改善されず……。仕方なく、人間が折れました。今は、対策をして気にしないようにしています(笑)」

2匹の先住猫とのんびり暮らす“すずちゃん”

引用元:https://x.com/vvviopw

優しい飼い主さんに見守られながら、すずちゃんはすくすくと成長し、1才(取材時)になりました。おうちでは、スコティッシュフォールドの金太くん(取材時、9才)、ラガマフィンの蒼太くん(取材時、7才)と一緒に暮らしています。

飼い主さん:
「すずは、子猫から現在に至るまで、とにかく自己主張の強いコで、金太と蒼太に対しても動じることなくちょっかいだしてます。3匹には年齢差がありますが、たまに一緒に寝たり、グルーミングをし合ったりすることも……。とても貴重な瞬間です」

飼い主さんは、すずちゃんとの出会いから現在までを振り返り、次のように語っています。

飼い主さん:
「あの日、タイミングによっては、うちのコになっていなかったかもしれません。そう思うと、本当に、本当に出会えて良かったと思います」

写真提供・取材協力/@vvviopwさん/X(旧Twitter)
取材・文/佐東みかん
※この記事は投稿者さまにご了承をいただいたうえで制作しています。2024年6月時点の情報であり、現在と異なる場合があります。

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