全英シングル・チャート、サブリナ・カーペンターが3週連続1~2位を独占

今週のUKシングル・チャートは、サブリナ・カーペンターの「Please Please Please」が3週連続となる1位に輝いた。2位も変わらず、彼女の「Espresso」がキープし、サブリナは3週連続でトップ2を独占した。これは全英チャート史上、女性アーティストでは初だという。3週間は、エド・シーランの5週間、ジャスティン・ビーバーの4週間に次ぎ、ザ・ビートルズと並ぶ。

3位も先週と変わらず、Shaboozeyの「A Bar Song (Tipsy)」がキープし、今週新たにトップ10入りした新曲はなかった。

アルバム・チャートは、テイラー・スウィフトの『The Tortured Poets Department』が先週の2位から再浮上し、非連続8週目の1位を獲得した。『The Tortured Poets Department』は4月終わりに初登場でトップに輝いて以降、デュア・リパの『Radical Optimism』、ビリー・アイリッシュの『HIT ME HARD AND SOFT』、グレイシー・エイブラムスの『The Secret Of Us』がリリースされたときにその座を受け渡したが、2位より下には後退していない。

2位には、ビリー・アイリッシュの『HIT ME HARD AND SOFT』が先週の3位から1ランク・アップし、先週終わり(6月28日)、グラストンベリー・フェスティバルで初ヘッドライナーを務めたデュア・リパの『Radical Optimism』が27位から3位へ大きく再浮上した。

ヘッドライン・パフォーマンスが英国の公共放送局BBCより放送/配信されたリパは、セカンド『Future Nostalgia』(2020年)が8位、ファースト『Dua Lipa』(2017年)が10位に再エントリーし、スタジオ・アルバム3作全てが10位圏内に入っている。

今週新たにトップ10入りしたニュー・アルバムは1作のみで、アメリカのロック・バンド、イマジン・ドラゴンズの通算6枚目のスタジオ・アルバム『LOOM』が5位にチャート・インした。

Ako Suzuki

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