寺嶋由芙、生誕ライブ開催! 『女川町観光大使』就任をサプライズ発表

寺嶋由芙、生誕ライブ開催! 『女川町観光大使』就任をサプライズ発表

<女川町観光協会共催!寺嶋由芙生誕ライブ2024 〜 #女川ゆっふぃー祭り 〜 >が、7月6日(土)に宮城県女川町の女川町生涯学習センターホールにて開催され、寺嶋由芙の『女川町観光大使』への就任がサプライズ発表された。

寺嶋由芙にとって、女川はソロデビュー以前より活動してきた特別な場所の1つ。そんな思い入れのある場所での生誕ライブということもあり、東京をはじめ全国からファン(通称:ゆふぃすと)が駆けつけた。

お馴染みのオープニングテーマで登場すると、「好きがこぼれる」でライブは幕開け。オープニングからのライブチューンにファンは戸惑う様子もなく総立ちし、早くも会場は1つになった。続いて「わたしを旅行につれてって」では、女川という場所につれてきてくれたファンへの感謝を伝えるように歌い上げると、ファンも寺嶋の想いに呼応するような温かいコールで返した。

MCでは女川町との関係について“2012年からお世話になっていて、ソロデビューしてからもイベントなどで声をかけてもらっていた場所なので……”と思い入れの強さを明かすと同時に、“そんな(思い入れのある)女川町共催で生誕ライブができるなんて本当に嬉しいです! ありがとうございます”と笑顔を見せた。

MC明けは自身のソロデビュー後、女川で初めて歌った楽曲「ゆる恋」から、「知らない誰かに抱かれてもいい」「恋の後味」「君も好きだったんだね、夏」と、表現力の高さや幅広さが伝わる楽曲を続けて披露。そして、寺嶋の夏を彩るアップチューン「恋の大三角関係」で会場のボルテージは早くも最高潮に達した。

再びのMCでは、寺嶋の呼び込みで女川町のゆるキャラ『シーパルちゃん』が登場し、コラボパートへ。「夏'n ON-DO」「初恋のシルエット」をシーパルちゃんとともに熱唱し、ダンスだけではなく、間奏ではエアギターまで披露するシーパルちゃんのサービス精神に会場は笑いに包まれた。

シーパルちゃんがステージを降りると「ねらいうち」、最新曲「大宇宙の無限愛」、そしてライブの定番ナンバー「わたしになる」「あたらしいわたし」、さらに「彼氏ができたの」を畳み掛ける。笑顔で、キレのあるダンスでそれぞれの楽曲を披露する寺嶋に対し、ファンもオリジナリティ溢れるコールで応え、お互い積み重ねてきた信頼関係を確かめ合うような時間となった。

そして“初心を忘れないように”と一瞬の静寂ののちに披露されたのは、ソロデビュー曲「#ゆーふらいと」。誕生日という節目を迎え、新たなスタートを切る寺嶋を見守るように、そして背中を押すように、ファンも応えた。

本編ラストはライブアンセムである「ぜんぜん」「まだまだ」、そしてもう1度「ぜんぜん」につなぐという今回のライブならではのスペシャルメドレー。いい意味で予想を裏切る展開に、会場はこの日一番の盛り上がりを見せた。

アンコールでは、シーパルちゃんだけではなく、なんと女川町町長の須田善明と女川町観光協会会長/蒲鉾本舗髙政の高橋正樹が登場し、寺嶋の女川町観光大使就任をサプライズ発表。ファン歴12年という“古参”の町長から“ぜひこれからの女川を一緒に盛り上げていきましょう”と期待の込められたメッセージとタスキが贈られ、会場はどよめきとともに、大きな拍手に包まれた。

寺嶋は観光大使就任を受け“出身地じゃないのに、こういった役割をいただけて大変光栄に思います。これから楽しい時間を一緒に紡いでいくことで、女川という町の歴史についても知ってもらうきっかけになれば嬉しいです”と決意を語った。

観光大使就任式を終えると、アンコールに応え「いい女をよろしく」を披露。そしてWアンコールで披露した「ぼくらの日曜日」では、客席を周り、女川に駆けつけたファン1人ひとりに感謝を伝えるようにパフォーマンス。会場は温かな空気に包まれたまま大団円を迎えた。

最後に“日本全国に女川のことを好きな人を増やして、またみんなで女川町に来ましょう!”と語り、ステージを去る寺嶋。“真面目なアイドル、真面目にアイドル”の新たな1年が、ここ女川で幕を開けた。

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