メジャーリーグ・レッドソックスの吉田正尚選手が11日、松本市で開かれた野球教室に参加し、中学生を指導しました。
世界で活躍する選手を間近に見た信州の球児たち。何を感じたのでしょうか。
グラウンドの雰囲気が、いつもと違います。スタンドの保護者たちが見つめる先にいるのは…メジャーリーグボストン・レッドソックスの吉田正尚選手です!
■吉田正尚選手(守備指導)
「(僕たちもプロ野球とか今メジャーでやってるんだけど、)意外に大事なことってこの最初のインパクトの時に、どう合わせるかが大事で」
今シーズンから海を渡り、世界最高峰の舞台で140試合に出場。高い打率を残し、15本のホームランを放ちました。
■参加した中学生
「やっぱ違うっすね、ガタイとかも違くてすごかった」
■吉田正尚選手(打撃指導)
「いまのは全部こう(外側から)じゃん、こうなってるから、そうじゃなくてこう(内側から)」
世界で活躍する選手から直々のアドバイス。効果は絶大です。
■参加した中学生
「バットを内側から出す『インサイドアウト』を意識して打つと打球が飛んでうれしかった」
「世界で活躍している選手なのでためになるというか、とてもありがたいことです」
硬式野球チームの中学生およそ70人が参加した野球教室。メジャーリーグの優勝決定戦、ワールドシリーズの出場経験もある井口資仁さんや、千葉ロッテの美馬投手も指導に当たりました。食品の物流などを手掛けるサン・フーズが、プロ選手の指導を受けて、もっと野球を楽しんでほしいと企画し、今年で7回目です。
■井口資仁さん
「まずは甲子園目指して頑張ってほしいし、その先にはプロ野球があるし、メジャーリーガーもいるので頑張ってほしい」
■吉田正尚選手
「僕自身も中学校時代は硬式野球をしていたのですごく懐かしく思いながら、皆といい時間を過ごせた。一緒の空間にいるということは大事だと思うので、ちょっとでも皆のモチベーションになってもらえたら」
練習後は、グッズの抽選会などで交流しました。